自己PRは、自分という看護師を知ってもらうためのもの。ぜひ、人からの評価や実績をエピソードをまじえてアピールしましょう。
今回は、「正職員」「契約社員」「パート」など雇用形態別の自己PRの例文をご紹介します。自分の希望に近い文例をアレンジして、あなたらしい自己PRを作ってください。


<注意:「貴」と「御」の使い分けについて>

志望動機などで相手方を呼ぶ際は、敬意を示すために「貴院」、「御社」などと表現をします。履歴書等の書面に書く場合は「貴(き)」、面接等で話す時は「御(おん)」とつけるのが正しい表現です。
その際、病院の場合は「貴院」、施設の場合は「貴施設」、社会福祉法人の場合は「貴法人」、一般企業の場合は「貴社」などと使い分けます。

例文1. <正職員>
非常勤から正職員へ転職し、キャリアアップをめざしたい人のケース

内科病棟では週4日の非常勤という形で5年間のキャリアがあります。非常勤のため、正式なリーダーとしては認められませんでしたが、新人の教育を任されるなど、チームの中堅として信頼されてきました。徐々にキャリアアップの意欲が芽生えてきたことから、今回、貴院の内科に正職員で応募いたしました。一日も早く戦力として貢献できるようがんばります。

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例文2. <契約社員>
ゆとりを持って看護と向き合いたい人のケース

急性期病棟に勤務しておりましたが、夜勤や残業が多く、急変に備えて気が抜けない職場ではスキルを磨く余裕がなく、気持ちをすり減らしている部分もありました。そこでもう一度ゆとりを持って看護と向き合いたいと、契約社員という道を選びました。救急看護や感染管理の専門知識もあり、貴院でも即戦力として貢献できると考えています。

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例文3. <パート>
子育てと両立させて働きたい人のケース

子育ての真っ最中ですので、仕事と家庭の両立を考えパートでの勤務に応募しました。何事もテキパキとこなすのが得意で、前職も貴院と同規模のクリニックの外来担当です。なにより患者様とふれあう仕事が大好きです。就業時間が短いパート勤務になりますが、他のスタッフの皆様からも、患者様からも信頼していただけるよう力を尽くしたいと思います。

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例文4. <正職員>
介護施設で日勤のみ常勤看護師として働きたい人のケース

前職では終末期のがん患者様のケアにあたる機会が数多くありました。できるだけ一人ひとりの患者様と向き合おうと努力をするうちに、介護施設での看護に興味を持ちました。ちょうど結婚を予定しており、貴施設であれば、日勤のみの常勤看護師として働ける点も魅力でした。ターミナルケアに力を入れている貴施設で、ぜひ私の知識と経験を活かしたいと思います。

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介護イメージ

例文5. <契約社員>
契約社員の形で病棟勤務を実現したい人のケース

家庭の事情から勤めていた総合病院を辞め、パート勤務の形で地元のクリニックで働いてきました。患者様との距離が近いクリニックでは、コミュニケーションの大切さを学ぶことができました。そうした経験を活かしたうえで、もういちど病棟勤務に戻りたいと考えております。夜勤ができないこともあり、契約社員という形で貴院に貢献したいと考えています。

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例文6. <パート>
資格の勉強と両立するため、パート勤務を希望する人のケース

将来、緩和ケアの分野で働きたいと考えており、現在はアロマセラピーのスクールに通っています。そのため時間に余裕を持てるパートでの勤務を希望しています。現在勤める病棟では、患者様の悩みにじっくり耳を傾ける看護を心がけてきました。アットホームな雰囲気を特徴とする貴クリニックでも、その姿勢が活かせると考えています。

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例文7. <正職員>
がん看護の専門看護師をめざし正職員に復帰したい人のケース

家庭を優先し、半日勤務のパートタイムで働いてきました。しかし、がん看護のエキスパートとして働く先輩の姿を見て、自分も専門性のある看護師をめざしたいと考えるようになりました。家族の理解も得られたことから、正職員として復帰したいと思っています。フルタイムで働くのは5年ぶりですが、自分の取り柄は粘り強さ。一度決めた挑戦は必ずやりとげる覚悟です。

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例文8. <契約社員>
家庭の事情で契約社員を志望する人のケース

実家の家業を手伝う必要があり、地元に戻ることになりました。家業を手伝うのは繁忙期だけなので、それ以外の期間は看護師として働きたいと思い、契約社員を志望しました。これまで循環器科の看護師を7年間担当し、心電図などの医療機器の操作には慣れています。急性期の看護も数多く経験してきましたので、そうした経験とスキルをぜひ貴院でも活かしたいと思います。

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例文9. <パート>
子育てと両立し、時短で働きたい人のケース

しばらく家事と育児に専念してきましたが、復帰したいという気持ちが強くなりました。まだ保育園の送り迎えがあるためフルタイムでは働けませんが、パートであれば、十分に働けます。育休前は地域の中核病院で副師長を務め、常にまわりのスタッフと話し合う雰囲気作りを大事にしました。新しい職場でも一日も早くよい人間関係を作りたいと思います。

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例文10. <正職員>
子育てが一段落し、病院勤務に復帰したい人のケース

これまで子育てと両立しやすいということから、非常勤で訪問看護の仕事に携わってきました。やりがいも大きかったのですが、子育てが一段落したことから、病院のフルタイム看護に復帰したいと考えています。訪問看護の経験から、異変の兆しを見逃さない観察力や判断力などが身につきました。そうしたスキルを活かすことで貴院でも貢献できると考えています。

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*以下のページで、志望動機・自己PRや、履歴書・職務経歴書の上手な書き方をご紹介しています

→「志望動機・自己PR」の書き方の基本

→履歴書の書き方 「項目別の記入方法」

→職務経歴書の書き方 「基本と準備」

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