目次
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項目別の記入方法
記入項目は全部で9つ
(1)日付
履歴書を提出する日付を書きます。
郵送の場合、ポストへの投函日を、応募先に持参する場合、持参する日を記します。
年の表記をする際に、「平成○年」などの元号にするか、西暦にするかは自由です。ただし、同じ書類の中では、表記を統一するようにしてください。
なお、市販の履歴書や、応募先が指定する履歴書を使用する場合、提出日や生年月日にあらかじめ元号が印刷されている場合があります。その場合は、履歴書内の日付は、すべて元号で統一するようにしましょう。
(2)氏名・ふりがな・印鑑
氏名・ふりがなは大きく、読みやすく丁寧に書きましょう。
印鑑を押す欄があれば、朱肉を使うタイプの印鑑で丁寧にまっすぐ、かすれ、にじみのないように押しましょう。たかが印鑑と思うかもしれませんが、曲がっていたり、かすれたりすると、採用担当者に「大事な印鑑を押すのもいい加減なのだから、看護業務もいい加減かもしれない」と思われかねません。
印鑑パッドやノートなどを下に敷いて押すと綺麗に押すことができます。
(3)生年月日・年齢
西暦か和暦の、どちらかに統一しましょう。
年齢は、(1)の日付に記載した日時点での、満年齢を書いてください。
(4)現住所・連絡先
住所は略さずに都道府県から始め、アパートやマンション名まで記入します。
連絡先は、自宅の固定電話と携帯電話の番号を両方記入するのが理想ですが、ない場合は携帯電話だけで構いません。
採用する病院や会社は、この欄に明記された電話や住所に連絡をします。日中に連絡の取りやすい連絡先にしましょう。また、書き間違えのないよう、くれぐれも気を付けてください。
メールアドレスを記載する欄がある場合、スマートフォンやフリーメールのアドレスは極力避けて、パソコンの固定アドレスを記すようにすると信頼感が増すでしょう。アルファベットと数字で似ているものがある場合には、フリガナを振っておくと間違いが防げます。
例)数字の「0(ゼロ)」
→英字の「O(オー)」と間違いやすいので、「ゼロ」とフリガナを振る
(5)証明写真
写真は重要。必ず添付しましょう。
サイズは縦3.6~4.0cm、横2.4~3.0cm。はさみでキレイにカットしたものを使用します。白い襟つきシャツ、黒や紺のジャケットなど、清潔でスッキリと見える服装で撮影したものを利用してください。
使用するのは原則撮影して3カ月以内の写真です。髪型や体型など見た目が大きく変わっている場合は使用しないようにしましょう。
なお、遊びに行ったときのスナップ写真を切り取って使用する、プリクラの写真を貼るなどは絶対NGです!
*証明写真の撮り方はこのページで詳しく紹介しています。
(6)学歴・職歴
学歴や職歴は、正式名称で記載します。
学歴は、中学校卒業から書きはじめ、略さずに、学部・専攻名まで必ず記載しましょう。
職歴は、病院やクリニックの場合、「入社」ではなく「入職」とし、退職についても「退社」ではなく「退職」とします。また、病院名や施設名については、「○○病院」などと略さずに、「医療法人△△会○○病院」と法人名までしっかりと記載しましょう。
さらにこのとき、役職や担当科目・病棟か外来か、などを記載しておくと、採用担当者への自己PRになり、より自分を理解してもらうことができます。
退職の場合、履歴書に理由を一言書き添えますが、詳細に記す必要はありません。自分の都合であれば「一身上の都合により退職」、勤務先病院の倒産・経営悪化による事業縮小などの理由であれば「病院都合により退職」などとし、面接時に必要に応じて口頭で話しましょう。
(7)免許・資格
看護師免許を取得した年月は、必ず記載します。
看護師免許を取得した年月は、必ず記載してください。専門看護師、認定看護師、保健師、助産師などの資格・免許も必ず記入しましょう。取得が早いものから順番に、取得年月日とともに記入します。
その他の資格も、原則すべて記入しますが、もし書ききれないほどたくさんの資格がある場合は、看護・医療など応募する求人に関連する資格に絞った方がいいでしょう。逆に資格が少なく、現在取得予定(勉強中)のものがある場合は、下記のように記入することをおすすめします。
例)ケアマネジャー(介護支援専門員)資格取得のために、現在勉強中(または受講中)
資格欄は、面接時に面接官が注目する場所の一つでもあります。ぜひ充実させておきたいところです。
(8)志望動機・自己PR
志望動機・自己PRは、特に注目され印象に残る項目です。
採用担当者が知りたいのは、「なぜウチを選んだのか?どんな気持ちで、どんな風に働いてくれるのか?」ということです。「将来性にひかれました」などのありきたりな言葉では担当者の心に響きにくいでしょう。
また「休日の多さや給与に魅力を感じました」もあまりおすすめではありません。好条件であることは職場選びの大切な要素ですが、志望動機として答えると「この人にとってウチの魅力は条件だけか…」と感じさせてしまいます。
求人情報の募集要項や応募先の情報を事前にしっかり調べ、その応募先に沿った志望動機を書くようにしましょう。
また、自己PRもとても大切な項目です。「がんばります」「やる気があります」ではなく、具体的に何ができるのかを書きましょう。採用担当者が、採用後のメリットを想像できる内容が効果的。周囲からの評価や、得意な看護技術などを記してアピールするのもいいでしょう。
*志望動機・自己PRの書き方は、このページで詳しく紹介しています。
(9)本人希望 記入欄
希望する勤務地、担当科目、条件などを記入します。
必ず伝えたいことだけを書くにとどめ、できれば給与や勤務時間・夜勤の希望などは書かないほうがいいでしょう。あまり条件を指定しすぎると先入観を持たれたり、書類選考の段階で除外されてしまう可能性もあります。できるだけ面接時に相談するようにしましょう。
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履歴書を郵送する時のマナー
履歴書や職務経歴書を郵送する時にも、気を抜かないで。封筒の書き方や送り方にもマナーがあります。
使用する封筒の種類
白色のビジネス用封筒を使いましょう。提出書類をおりたたまずに入れられる、A4サイズがベスト。折り目がなくかさばらない履歴書は、見やすくキレイなので採用担当者に好印象を与えます。
当然のことですが、切手を貼る際には、郵便料金が不足しないように注意。きちんと重さを計って確認してください。
封筒表面(宛名)の書き方
住所は略さずに都道府県名から正確に記入。番地も○丁目○番地○号と正しく記入しましょう。送付先の宛名を書く際には、「○○病院」だけではなく「医療法人△△会 ○○病院」と法人名まで記載しましょう。その際に、(医)(株)などという略称は失礼にあたります。略さずに正式名称で記入してください。
宛名が個人名の場合は「様」、法人名や部署名などの場合は「御中」とつけます。
また、中の書類が何であるかがわかるように、封筒の左下に赤ペンで「履歴書在中」または「応募書類在中」と記入し、四角で囲みましょう。その際、文字を囲む線は定規を使ってまっすぐ引いてください。
例)
・人事課 △△様
・人事労務課 ご担当者様
・管理部御中
封筒裏面の書き方
裏面の左下に縦書きで、あなたの氏名・郵便番号・住所を記入してください。
封筒はテープではなく、糊で封をします。
封をした境目には締めマーク(〆)も忘れずに記入しましょう。
封筒に応募書類を入れる時の注意
履歴書や職務経歴書のほか、送付状も入れましょう。
送付状には、送付日、宛先、送付者、時候の挨拶、同封した書類内容などを明記。パソコンでも手書きでもどちらでも構いません。
書類はすべてクリアファイルに入れた上で封筒に入れた方が 丁寧です。一番下が職務経歴書、その上が履歴書、一番上が送付状となるように並べましょう。なお、応募先や雇用形態などによっては職務経歴書が必要ない場合もあります。応募先の選考ルールを確認しましょう。(不明な場合は直接問い合わせましょう)もし提出を求められていない場合でも、アピールできるキャリアがある人は作成することをおすすめします。
*以下のページで、履歴書・職務経歴書の書き方や、面接ノウハウをご紹介しています
<履歴書の書き方>
→履歴書の 基本マナーとNG行動
→履歴書の 項目別の記入方法&郵送マナー
→履歴書用 証明写真の撮り方
<職務経歴書の書き方>
→職務経歴書 基本と準備
→経験の少ない看護師向け 職務経歴書の書き方
→経験豊富な看護師向け 職務経歴書の書き方
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