今回は、「やさしい」「積極性」といった性格の強みをアピールする自己PRの例文をご紹介します。自分の性格に近い文例をアレンジして、あなたらしい自己PRを作ってください。
<注意:「貴」と「御」の使い分けについて>
志望動機などで相手方を呼ぶ際は、敬意を示すために「貴院」、「御社」などと表現をします。履歴書等の書面に書く場合は「貴(き)」、面接等で話す時は「御(おん)」とつけるのが正しい表現です。
その際、病院の場合は「貴院」、施設の場合は「貴施設」、社会福祉法人の場合は「貴法人」、一般企業の場合は「貴社」などと使い分けます。
目次
- 1 例文1. <やさしい> 人を思いやることができる人のケース
- 2 例文2. <積極性がある> 積極的なコミュニケーションで心をつかむ人のケース
- 3 例文3. <負けず嫌い> 高い目標に向かってやりとげるタイプの人のケース
- 4 例文4. <周りの人から相談事をよく受ける> 心のケアを大切にする人のケース
- 5 例文5. <協調性がある> 他職種のスタッフとの連携に、協調性を発揮できる人のケース
- 6 例文6. <世話好き> よく気がつく世話上手な人のケース
- 7 例文7. <効率的に動ける> 順序立てて考え、効率的に仕事がこなせる人のケース
- 8 例文8. <探究心がある> コツコツとスキルを磨き専門を極めたい人のケース
- 9 例文9. <パワフル> 疲れていても笑顔を絶やさない人のケース
- 10 例文10. <先を予測して行動するのが得意> 日々の観察から急変に対応する人のケース
例文1. <やさしい>
人を思いやることができる人のケース
ドラマや本の登場人物をはじめ、他者に心を寄せて共感できるところが長所だと思っています。看護師になりたての頃は、患者様のつらさを受け止めすぎて苦しくなっていたのですが、経験を積むなかで冷静さと強さも身についてきました。今後は貴院で疼痛看護の知識を身につけ、長所であるやさしさを活かした看護を実践していきたいと思っています。
例文2. <積極性がある>
積極的なコミュニケーションで心をつかむ人のケース
多忙な外来では、少し気を抜くと患者様を順番に流すような看護になりがちで、反省の日々でした。そこで持ち前の積極性を活かし、懐に飛び込むような気持ちで接すると、それまでわからなかった患者様の背景や深い悩みに気づくことができたのです。この経験を、今度は介護の現場で活かしたいと思いました。積極的なコミュニケーションで利用者様のために力を尽くしたいと思います。
例文3. <負けず嫌い>
高い目標に向かってやりとげるタイプの人のケース
貴院は三次救急医療機関として、高度な医療を提供していらっしゃいます。私はこれまで初期救急診療にしか携わったことがなく、自分のレベルを考えると、相当の努力が必要だと覚悟しています。しかし、救命救急の看護に携わりたいという熱い気持ちを持っています。一度決めたことは弱音を吐かずやりとげる性格なので、必ずや貴院で貢献できるよう頑張ります。
例文4. <周りの人から相談事をよく受ける>
心のケアを大切にする人のケース
美容外科の外来で6年間勤務する中で、悩みを打ち明けられずにつらい思いをされてきた患者様も多く、心のケアの必要性を強く感じました。私は同僚や友人から悩みを相談されることが多いのですが、それは日頃から対話を大切にしているからだと思っています。貴クリニックでも、何気ない会話や笑顔の挨拶を大切にしながら、患者様の信頼を得る看護師をめざしたいと思います。
例文5. <協調性がある>
他職種のスタッフとの連携に、協調性を発揮できる人のケース
認知症に関する研修を受けたのをきっかけに、介護施設の看護に興味を持ちました。施設では介護職の方を中心に生活支援をされているので、これまでの病棟とは勝手が違うと思いますが、私はチーム医療で他職種の方たちと連携してきた経験があります。協調性を発揮し、ぜひ貴施設で新たなチャレンジをさせていただきたいと思います。
例文6. <世話好き>
よく気がつく世話上手な人のケース
細かなところに気がつき、さりげなくサポートできる世話上手なタイプだと自負しています。そうした性格を活かしながら、病棟の患者様のQOLを高めることに心を砕いてきました。今回は診療科目を変えての転職です。最初は慣れない部分もあると思いますが、お一人おひとりの変化に気を配りサポートする、という姿勢は変えずに、即戦力としてお役に立ちたいと思います。
例文7. <効率的に動ける>
順序立てて考え、効率的に仕事がこなせる人のケース
ものごとを順序立てて考えるタイプで、仕事でも全体を整理し、効率的にこなすことを心がけてきました。これまでは病棟勤務でしたが、こうした仕事のやり方は訪問看護でも活かせると考えたのが応募のきっかけです。訪問看護は、患者様の生活の場にお邪魔するわけですから、これまで以上に、効率の良さと丁寧さの両方を大事にしていきたいと考えています。
例文8. <探究心がある>
コツコツとスキルを磨き専門を極めたい人のケース
専門性を極めるため、糖尿病専門クリニックの貴院に応募しました。私は兎と亀に例えれば亀のタイプです。スローペースで慎重に行動するタイプで、要領はあまりよくない方だと自己分析しています。しかしその分、コツコツと自分のスキルを磨く努力は惜しみません。また、透析で不自由な生活をしていた友人がいるため、糖尿病患者様の力になりたいという思いは人一倍強く持っています。その思いを、貴クリニックで実現させたいと思っています。
例文9. <パワフル>
疲れていても笑顔を絶やさない人のケース
看護への情熱と体力は人には負けないつもりです。疲れていても笑顔を絶やさず患者様に接することができるのが、私の強みです。夜勤も含めてどんどん経験を積みたいと考えています。そのパワフルさだけが空回りすることがないよう、貴院の豊富な研修などで知識と技術を身につけ、頼れる看護師になりたいと思っています。
例文10. <先を予測して行動するのが得意>
日々の観察から急変に対応する人のケース
小児病棟で5年間勤務しました。子どもの明るい声が聞こえる楽しい職場であると同時に、常に急変の予兆を見逃さないように神経を使ってきました。「よく気がついたね」と医師に評価されることもありました。それは日々の観察の結果だと思っています。今後はさらに小児看護のスキルを磨きながら、貴クリニックで地域に貢献していきたいと思っています。
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・やさしい、積極性、負けず嫌い…【性格タイプ別】
・病院、診療所、老人ホーム、企業…【勤務先別】
・小児科、内科、消化器科、産婦人科…【診療科目別】
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