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志望動機は、履歴書や職務経歴書の中でも重要な項目。あなたの熱意や仕事への取り組み姿勢がもっとも伝わりますし、面接でも重視される質問です。
今回は、「正職員」「パート」「契約社員」などの雇用形態別に志望動機の例文をご紹介します。自分の希望に合う文例を参考にして、あなたの魅力が伝わる志望動機を作ってください。

＜注意：「貴」と「御」の使い分けについて＞
志望動機などで相手方を呼ぶ際は、敬意を示すために「貴院」、「御社」などと表現をします。履歴書等の書面に書く場合は「貴（き）」、面接等で話す時は「御（おん）」とつけるのが正しい表現です。
その際、病院の場合は「貴院」、施設の場合は「貴施設」、社会福祉法人の場合は「貴法人」、一般企業の場合は「貴社」などと使い分けます。

例文1. ＜正職員＞
パートから正職員に復帰しスキルアップをめざしたい人のケース

→保育施設が充実し、子育てと両立できる環境の病院へ転職を希望

子育て中で、現在はパートタイムで週4日間勤務しています。どうしても業務の幅に限界があり、委員会活動や勉強会に参加できない、リーダーに就けないなど、物足りなさも感じていました。このたび、子育ても落ち着き本格的に働く準備ができたので、貴院の正職員に応募いたしました。貴院の院内保育所を利用しながら安心して業務に専念し、貴院に貢献したいと考えております。

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例文2. ＜パート＞
仕事と家庭の両立が可能な、パート勤務が希望の人のケース

→地元のアットホームなクリニックへの転職を希望

仕事と家庭を両立させ、扶養の範囲内で働きたいという希望があり、貴クリニックのパート看護師に応募させていただきました。貴クリニックは地域のみなさんからの信頼も厚く、アットホームな雰囲気からもそれが伝わってきます。前職では内科外来を主に担当していましたので、診療介助で力を発揮できると考えています。

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例文3. ＜契約社員＞
親の介護をしながら看護師として働きたい人のケース

→契約社員という形で働ける病院への転職を希望

親の介護が必要になり、正職員として長年勤めた病院を退職しました。介護のため家庭を優先したいことから、契約社員という形が今の私には合っていると考えています。自分に合う職場を探しておりましたところ、貴院は、勤務時間の希望条件もぴったりでした。また、急性期から回復期まで業務が多岐にわたっており、複数の診療科目を経験してきた自分の経験も活かせると思っています。

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例文4. ＜正職員＞
正職員のままワークライフバランスを大切にしたい人のケース

→短時間正職員制度を導入している病院への転職希望

看護師という仕事を長く続け、その間ずっと高いモチベーションを保つためには、ワークライフバランスが大事だと考えています。今回貴院を志望したのは、「短時間正職員制度」を導入していると聞いたからです。私は、趣味と仕事、両方の時間をしっかりとることで、毎日が充実し仕事にもイキイキと取り組めるタイプです。短時間正職員という形で、貴院に貢献させていただければと思います。

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例文5. ＜パート＞
ムリのない働き方を希望している人のケース

→大学病院のパート看護師への転職を希望

以前、頑張りすぎて体調を崩したことがあり、夜勤のないパートという働き方で看護師の仕事を長く続けたいと思っています。パートとはいってもスキルを磨き続けたいという意欲は常に持っており、今回、貴院のような最先端医療を提供する大学病院での勤務を志望しました。がん患者様の診療介助をはじめ、貴院が求める仕事内容は経験がありますので、お役にたてるかと思います。

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例文6. ＜契約社員＞
契約社員のほうが働きやすい人のケース

→前職の経験を活かし介護施設への転職を希望

夫は転勤が多く3年に1度引っ越しが必要になります。期限が決まっていることもあり、私も正職員ではなく契約社員の形を希望しています。今回転職にあたり、以前より興味のあった介護の現場で働きたいと考えました。貴社を志望したのは、貴社の有料老人ホームで独自のリハビリプログラムを実施されていると聞いたからです。前職でリハビリテーション科の経験があり、これまでの経験が活かせると考えました。

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例文7. ＜正職員＞
子育て中なので日勤常勤を希望する人のケース

→日勤のみでも働ける透析看護師を希望

出産を機に前職を退職しましたが、あまりブランクをつくりたくなかったので、子どもが2歳になったのを機に仕事復帰を決意しました。まだ夜勤は難しいため、日勤のみの常勤看護師を希望していたところ、貴院の透析室の募集を知り、応募させていただきました。この機会に透析看護の専門性を身につけ、いずれは認定看護師の資格もめざしたいと考えています。

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例文8. ＜パート＞
まずはパート勤務で復帰し、いずれは正職員として働きたい人のケース

→復職支援制度が充実している病院で復職を希望

いずれは正職員としてフルタイムで働きたいという意欲があります。しかし子育てで6年間のブランクがあるので、まずはパート勤務で勘を取り戻し、家族もその環境に慣れてから、と考えています。貴院は復職支援制度が充実しているので、私のようなブランク明けの看護師も働きやすい職場環境だと思い志望しました。一日も早くブランクを埋め、新しい医療の知識を身につけ、周囲に追いつきたいと思っています。

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例文9. ＜契約社員＞
正職員を辞め、契約社員として働きたい人のケース

→契約社員でも活躍できる環境の病院への転職を希望

家庭の事情により夜勤に対応できなくなり、前職を退職しました。契約社員として働くのは初めてですが、貴院では契約社員でも責任のある仕事に携わっている先輩がいらっしゃると聞き、志望しました。貴院は、私がこれまで担当してきた外科や整形外科に強い病院ということで、即戦力としてお力になれると考えています。

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例文10. ＜パート＞
ブランクがあるのでパートタイムで働きたい人のケース

→病院が母体の訪問看護ステーションで復職を希望

看護の仕事を離れ、今は事務の仕事をしています。しかし介護の現状をニュースで耳にするうちに、看護師として復帰し、訪問看護に携わって地域貢献したいと考えるようになりました。訪問看護はパートタイムで働きやすい点も魅力です。また、貴院のように病院内の訪問看護ステーションならば、最新の医療に触れることができ、ブランクがあっても知識を吸収しやすいと思い、志望しました。

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＊以下のページで、志望動機・自己PRや、履歴書・職務経歴書の上手な書き方をご紹介しています

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→履歴書の書き方　「項目別の記入方法」

→職務経歴書の書き方　「基本と準備」