看護師の働き方に、「派遣」といった働き方があります。
「派遣」とは、直接雇用、契約社員パート・アルバイトのような働き方の選択肢のひとつです。
ここでは、「看護師の”派遣”」についてご紹介します。

看護師の派遣とは?

看護師の派遣は、医療・介護機関で正社員やパートで雇われる働き方ではなく、派遣会社の派遣スタッフとして雇用契約が結ばれる働き方です。
業務の指示を行うのは派遣先の医療機関・施設ですが、給与は派遣会社から支払われ、福利厚生も派遣会社のものが適用されます。

看護師の派遣の種類

看護師の派遣の種類として、「単発派遣」「短期派遣」「長期派遣」「紹介予定派遣」の働き方があります。
単発派遣
1つの派遣先で、1日~1週間程度の期間で派遣される働き方。
空いた時間で働けるこの働き方はダブルワークの方も多く、短期間で稼げると人気の働き方です。

短期派遣
1つの派遣先で、2~3ヶ月程度の期間で派遣される働き方。
次の仕事が決まるまでの期間で働きたい方におすすめの働き方です。

長期派遣
1つの派遣先で、3ヶ月以上の期間で派遣される働き方。 ※派遣先によって期間は異なります
同じ就業先で業務を継続して行うことでじっくりスキルを磨けきたい方向けです。

紹介予定派遣
1ヶ月~6ヶ月の派遣終了後に派遣先に直接雇用されることを前提として働く働き方です。
試用期間に派遣として働くイメージです。履歴書や面接がなく、普段の働いている姿を見ていただけ、人間関係なども事前に確認してから転職できるのが魅力です。
但し、直接雇用は義務ではないので、必ず直接雇用化されるとは限りません。

看護師の派遣、派遣先について

看護師の派遣先は、働き方や派遣元の会社によって異なります。
短期派遣、長期派遣は紹介予定派遣などは、病院クリニック(産育休代替派遣)、老人ホームといった介護施設デイサービスのような介護サービスなど、常勤で働くような就業先も用意されているようです。
単発派遣では、訪問入浴、イベント救護、巡回健診やツナーナースなど幅広い派遣先が用意されているようです。

看護師派遣のメリット

派遣のメリットは、自分に合った仕事を選択できること、仕事内容や勤務時間、勤務地など、さまざまな条件で自分のキャリアプランに合わせた選択ができることです。

常勤や非常勤といった直接雇用の働き方であれば、たとえ希望の仕事に就いたとしても待遇が変わったり、異動でやりたい仕事以外のことを任せられたりということもあります。
その点、派遣は仕事内容が契約によって定められているため契約外の仕事をすることは基本的にありません。

期間限定や単発スポット、また派遣期間を経て双方の合意の上で直接雇用になる等、自分にあった働き方を自分で選択できる働き方と言えます。

また、時給がアルバイトよりも高い傾向があります。