ナースにおすすめの資格をご紹介。キャリアアップのための看護の専門資格から、福祉や癒しの世界へ飛び込む資格など、さまざまな種類があります。新しい目標が見つかるかも!
今回は「チャイルドカウンセラー」です。

チャイルドカウンセラーとは、どんな資格?

不登校、いじめ、虐待などの親子関係や家庭の問題・・・・さまざまな悩みを抱える子どもたちが増え、心のケアが必要になっています。
チャイルドカウンセラーとは、子どものSOSの声を聞き、傷ついた心を癒やすカウンセラーのこと。子どもたちだけでなく、家族の相談にも乗り、問題が解決するよう寄り添い、サポートします。
チャイルドカウンセラーは民間資格で、日本能力開発推進協会が認定を行っています。

どんな人に向いている?

チャイルドカウンセラーには、子どもを大切に思い、一人ひとりを理解しようとして接する姿勢と資質が必要になります。
子どもは、自分のことを上手に誰かに話せるわけではありません。親や周りの大人になかなか言えない悩みを打ち明けるようになるまでには、時間がかかります。自分から話せるまで辛抱強く待ち、「この人なら安心」と思われる包容力がある人に向いています。
また、心の問題によっては、その子の親や先生とも話をする必要があります。家族や教師との連携がとれる人が適しているでしょう。

どんな場所で活かせる?

チャイルドカウンセラーは入門的資格であり、資格を取得しても就職に直結するわけではありません。保育や教育関係など、子どもと関わる仕事に従事している人などが、仕事に役立てるのが一般的です。
資格を活かせる職場は、教育機関、児童福祉施設、小児科、児童相談施設など。また、お母さんやお父さんが自分の子どもを理解するきっかけにするなど、プライベートでもカウンセリングの知識を活かすことができます。

どうしたら資格がとれる?

日本能力開発推進協会の認定講座を受講。全カリキュラムを修了後、試験を受け、合格すれば資格を取得できます。

資格取得のための教育や講習の内容・期間

認定講座の受講から資格試験まで在宅でできるので、働きながらでも自分のペースで学べます。標準的な学習期間は、4~5カ月。受講費用は5~6万円ほどです。

カリキュラムは、チャイルドカウンセリングの役割と理念、現代社会における子どもの問題行動、子ども理解のあり方、教師との連携、家庭訪問、家族問題との関わり、来談者との関わり、問題行動、障害。
この範囲をテキストやDVD教材などで学習し、カリキュラムごとに添削問題を提出して進めていきます。

資格試験の内容や合格率

試験は、認定講座修了後に随時、在宅で行われます。合格ラインは、得点率70%以上。講座内容を理解できていれば問題なくクリアできる内容です。

*ほかにもスキルアップのための資格をご紹介 → 健康・癒し・セラピー系の資格

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